腎臓病とは



腎臓の働き

腎臓は重要な働きをする器官で、血液をろ過しています。
私たちの体内で全身に血液を循環させて、酸素や栄養を各臓器や器官の細胞に送り届けています。

 

細胞では栄養素を吸収しますが、タンパク質からアンモニア、糖分や脂質からは二酸化炭素や水が発生し、残りかすが血液中に残ります。
新陳代謝を繰り返す細胞からも老廃物が血液中に残りますが、このような老廃物と残りかすは尿や便として排出される前にろ過するのが腎臓です。

 

腎臓は高性能のフィルター機能があり、血液をきれいにろ過してくれます。
ですから腎臓病にかかると、ろ過のフィルターの網目が大きくなったり小さくなるので、体に必要なものが流れ出たりいらないものがろ過できなくなって体に害を及ぼします。

 

その結果、「尿毒症」「心不全」になる場合もあります。
腎臓病が進行して腎機能が完全に失われると「腎不全」となり透析治療が必要になります。

腎臓病の種類

腎臓は脊椎を挟んだ背中側に左右に一つずつあり、肝臓と同じで「沈黙の臓器」と呼ばれています。
というのもかなり病気が進行してからでないと自覚症状があらわれないからです。
胃や腸、心臓のように痛みを感じることがないのでいつの間にか腎臓の病気にかかっているという場合が多くなります。

 

腎臓病には急性と慢性のものがあり、がんや外傷などによる外科的な腎臓病と、それ以外の内科的な腎臓病があります。内科的腎臓病はさらに一時性のものと二次性のものに分けられます。

 

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一時性のものと二次性のもの

一時性は原発性とも呼ばれるもので腎臓そのものに原因があっておこりますが、ほとんどはなぜその病気にかかるのか原因はあまりわかっていません。

 

二次性は続発性ともよばれ、ほかの病気が原因でおこるものです。
急性の場合は比較的治ることが多いですが、慢性の場合は徐々に進行して腎臓の機能が著しく低下します。

 

日本人に多い腎臓病

日本人にとても多い腎臓病はIgA腎症で、国内の慢性糸球体腎炎の4割近くはこのIgA腎症だといわれています。

 

特に男性に多く、子供は5〜10歳、大人では20代が発症のピークです。
もちろん40〜50歳代で発症することもあります。
詳しい原因がわかっていない病気で遺伝、環境、食べ物などの関係がいわれていますがはっきりとしません。

 

人工透析になりやすいのが特徴で、学校や会社の検診で血尿やたんぱく尿が発見されてこの病気だとわかります。
ほとんど自覚症状がありませんが、風邪や扁桃腺にかかった後に血尿がでることが多いので、すぐに病院で検査を受けましょう。

 

病歴が20年を超えると末期の腎不全に至る確率が40%にもなります。
そうなると人工透析しかありません。腎移植という方法もあります。

 

薬物治療で進行を抑え、他の慢性腎炎と同様に食事療法と日常生活を見直す必要があります。
高血圧、過労、感染症にかかると急激に悪化することもあるので注意しましょう。

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